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糠蝋(ぬかろう)

櫨蝋(はぜろう)は、良いに決まっているが、天然蝋のため供給が不安定です。
消費者の皆様に御迷惑をかけることで、昭和35年頃から使われだしました。

製造がしやすく、コスト的にもそれほど高くなく供給も安定しています。
こういうことから、不本意ながらこれに変わってきました。

ただ、蝋も丈夫で燃焼時間も長く、生産効率もいいのですが、寺院用の大きなロウソクでは煙がめだつのが、欠点です。
家庭用の小さな物は影響はありません。

煙を除くため、いろいろな工夫をしますが、思い通りにはなりません。
悪い方向に向かうのが普通です。
蝋は化学物質のため、他の蝋を混入すると、完全に別の蝋になります。
組成が変わって、解らなくなり、やれば、やるほど迷宮入りです。

そういうことから、櫨には総合的に負けますが、リーズナブルな価格で提供できることは存在理由の一つでもあります。

 

ライスワックス

わが国における米の生産量は、年間約1200万tであり、これから8〜9%の米ぬかが生成するので、年間100万t内外の米糠が生産される。
米糠は、18〜21%の米糠油を含むが、特に脱脂糠が生糠よりも貯蔵性が優れ、栄養価値も高いことが認識され、米糠の利用工業は、結果として米糠油の生産量を増加させ、現在の生産量は、年間10万tに達している。
米糠油には、1.3〜1.8%のワックスが含まれているので、全米糠油の半量が食用油に利用されるとしても、精製する過程で必然的に発生するライスワックスは、年間600〜900tにも達するはずである。
従ってライスワックスは、わが国特産の貴重なワックス資源として、最も期待できるものといえる。

大別すると、粗ろう油を脱油して精製したものを rice bran wax,粗ろう油またはウィンタリング工程から出るろう油に、水素添加して得られるワックスを hydrogenated rice wax 又は単に rice wax と言う。

資料提供 小倉合成工業

最終更新日 2005年05月24日

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